【経営なんでもQ&A】 5ページ 社員の心をまとめる「クレド」って、どのようなものですか?

当社の現場はチームワークが命。スタッフに一体感があってはじめて、成果が出ます。しかし、現実的には一体感がなくバラバラです。最近、経営者仲間の間で、社員の心をまとめるのに「クレド」がいいという話を聞いたのですが、具体的にはどのようなもので、どのようにして活用するのですか?

「 クレド」とは、ラテン語で「志」、「信条」、「約束」等を意味する言葉。昨今では「経営理念」を表す言葉をカード等にまとめた「クレドカード」としても定着しています。
 まずは御社の存在意義(ミッション)や将来実現したい姿(ビジョン)、譲れない価値観・行動指針(バリュー)といった経営理念を明確にします。その理念をかたちにしてスタッフに丁寧に説明して浸透させます。そこでクレドという目に見えるツールが必要なのです。
 クレドに経営理念や社長の思いを文章にして表し、できるだけコンパクトに冊子化します。いろいろな例がありますが、A5サイズ程度のバインダーにしたり、四つ折りで名刺サイズにするなど、スタッフが常時携帯できる大きさにするのがポイントです。

基本的な考え方を「フィロソフィー」にまとめる

 クレドに入れるコンテンツは上記の経営理念のほかに、スタッフの基本的な考え方を数十項目以上まとめた「フィロソフィー」が中心になります。「会社のロゴマークはどのようにして決まったのか」、「各部署の社員の役割」、「クレーム対応の心構え」、「何のために働くのか」など、御社の方向性や仕事の動機づけになる内容を盛り込みましょう。
 そして、それらフィロソフィーを朝礼やミーティング等で、全社員で唱和します。さらに新人研修でもクレドを活用します。ここまで行ってはじめて、経営理念が浸透するのです。
 クレドは社員の採用時にも有効です。面接前に読んでもらうと、内容に共感した人が良い反応を示し、共感できない人はエントリーを見送るようになるでしょう。すると、理念にマッチした人材が集まるようになります。
 社長の考えをクレドに示し、繰り返し伝えて浸透させることは、一朝一夕で効果が出るものではありません。しかし、長期的な視野に立つと、必ず理念が社員に伝わり、一体感が醸し出されます。社員満足度と顧客満足度が向上し、業績アップが期待できるでしょう。

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