トラブルは未然に防ごう

  • よくあるトラブルを事前に知っておくこと

外国人雇用は、最初はトラブルが続きます。日本人労働者では想定できないような外国人労働者の言動等に戸惑うことも多いでしょう。

もっとも、文化や習慣の違いから来るトラブルの種類は、ある程度決まっており、類型化できます。よくあるトラブルを事前に知り、対策をしておきましょう。

  • 外国人雇用でよくあるトラブル

外国人雇用においてよくあるトラブルは、大きく3種類に分かれます。

①入管手続上のトラブル

不法就労の外国人を雇用してしまう、在留資格の更新を失念してしまうなどの事例が考えられます。

この種のトラブルは、会社側の入管手続きの理解不足が原因となっていることがほとんどです。会社が、専門家の助言を得なから入管手続きを理解すること、特に、在留資格の仕組みを知っておくことが大切です。

②業務遂行上のトラブル

意思疎通の行き違いによる仕事のミス、他の従業員との衝突などの事例が考えられます。不十分なコミュニケーション、ビジネス習慣や価値観の違い等が原因となることが多いです。

会社が、外国人労働者のコミュニケーションを助ける研修や親睦行事を行なったり、日本人労働者に外国人労働者の価値観を伝える教育をしたりするなど、従業員同士が上手く調和するような仕組みを導入しましょう。

契約意識の高い外国人労働者のために、詳細な条件を労働契約でしっかりと規定しておくことも重要です。

③私生活上のトラブル

外国人労働者は、賃貸住宅の利用方法(ゴミ出し、騒音)等の近隣問題、家庭問題など、私生活上のトラブルを抱えることがよくあります。日本での暮らし方について採用の段階から丁寧に説明し、雇用後も定期的な個別の面談で不安や悩みを聞き出すようにしましょう。

また、従業員の家族間の交流を深めるなど、日本人の従業員家族でサポートをしてあげることも有効です。

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