【2017年6月号】経営マガジン
記事提供:相続・贈与相談センター本部 税理士法人エクラコンサルティング
【経営トピックス】 1ページ てるみくらぶ破たんが示す 低価格路線のリスク
低価格ツアーで有名な旅行会社・てるみくらぶが、3月末に航空会社への発券費用が支払えずに破たんに追い込まれました。2 ,500人の日本人旅行者が海外の旅行先に取り残されたり、代金を前もって払い込んだ8万~9万人もの利用者の旅行が催行されなくなるなど、前代未聞の被害をもたらしました。徹底的な低価格路線は企業体力を消耗し、破たんにつながるリスクが大きいことを、この例は示しています。
【データで見る経営】 2ページ 中小企業の売上増加は 「単価増」より「受注増」
東京商工会議所は2017年3月に「中小企業の経営課題に関するアンケート」の調査結果を公表しました。売上高を1年前と比較すると、37. 3%の企業が「増加」と回答。一方、増収の内訳をみると、「販売・受注単価」に関して「増加」と回答した企業は17.8%にとどまりました。中小企業の売上増加は「単価増」より「受注増」ということが読み取れます。
【税務・会計2分セミナー】 3ページ 平成29年度税制改正で対象範囲が拡大! 社長のマネジメントをサポート 経営管理マガジン04 「手取金額」が毎月同額なら 定期同額給与と認められることに
平成29年度税制改正により、定期同額給与の対象範囲が拡大されました。これまで外国人役員
など、役員報酬の手取額を保証している場合、額面金額が月によってばらばらにならざるを得ませ
んでした。すると、定期同額給与とみなされず、損金に認められませんでした。今回の税制改正で
手取金額が同じでも定期同額給与とみなされ、損金算入が認められるようになりました。今回の
改正については、基本的に大企業を対象としたものと考えられますが、中小企業も対象となります。
【労務ワンポイントコラム】 4ページ 組織の空気を読み、 ノウハウを熟知することが理想の プレーイング・マネージャー
日本企業の中間管理職のほとんどが、担当実務をこなしながらチームの管理も行うプレーイング・
マネージャーです。プレーイング・マネージャーは、突出した実務スキルとマネジメント能力が求め
られますが、それだけでは不十分です。理想的なプレーイング・マネージャーとは、どのような能力
が必要なのでしょうか。
【社長が 知っておきたい 法務講座】 5ページ 会社定款の事業目的を記載するポイント
会社を設立するときには会社定款を作成します。定款に記載する事項のひとつ
に「事業目的」があります。この事業目的をどう記載するかは、多くの社長さんが
頭を|悒ませています。定款の事業目的は、法務局に行けば誰でも見られるだけ
に、いい加減な記載だと、ビジネスに悪影響を及ぼします。では、どのようにし
て事業目的を記載すればいいのでしょうか。
【増客・増収のヒント】 6ページ コンビニのおにぎり販売から 「機会損失の低減」を ビジネスに意識付けよう
コンビニエンスストアの代表的な商品のひとつに、おにぎりがあります。一般的に、本部からの評
価が高いといわれる店舗は次のうちのどれだと思いますか?ヒントは「機会損失の低減」です。
(1)100個仕入れてすべて売り切った店舗
(2)50個仕入れて49個売った店舗
(3)200個仕入れて180個売った店舗
【経営なんでもQ&A】 7ページ 男性社員が育児休暇を 要望したらどうする?
Q わたしの会社では出産後の女性社員が取得することを想定した育児休暇の制度を設け
ています。女性社員の取得実績はあるのですが、先日、男性社員から育児休暇を取得した
いという要望が出ました。世間の動きに合わせて制度を運用していければと考えている
のですが、男性社員が育児休暇を取得している事業所は全国でどれくらいあるのでしょ
うか?また、男性社員が育児休暇を取ることで会社にどんなメリットがあるでしょうか?
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