個人情報保護法の基本理念

 個人情報保護法の基本理念として、「個人情報は、個人の人格尊重の理念の下に慎重に取り扱われるべきものであることにかんがみ、その適正な取扱いが図られなければならない」と規定している(3条)。

 日本国憲法第13条では、「すべて国民は、個人として尊重される」として、「個人の尊重」が規定されていて、個人情報の取扱い方によっては、個人のプライバシーなどの人格的利益が重大な影響を受ける場合がありえる。そこで、個人情報保護法第3条において、個人情報が、人格尊重の理念のもと、適正な取扱いが図られなければならないことを定められたものであり、この基本理念は個人情報保護法全体の精神を表したものといえる。

 

(※ 平成27年11月時点で執筆しております。その後の法改正にご留意ください。)

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