個人情報保護マネジメントシステムを構築する

個人情報取扱事業者として個人情報保護法を守るために、また、それぞれの個人のプライバシーの権利を侵害しないためにも、コンプライアンスのための社内体制を作っていく必要がある。

 企業はきちんとした社内体制を作ることで、顧客、株主、取引先といった関係者からの信頼を勝ち取り、企業競争力を強化することもできる。場当たり的な対応にならないように、個人情報保護に関するマネジメントシステムを構築している会社も少なくない。

 マネジメントシステムとは、組織の行動規範やルールを定め、そのルールに従って実施して問題がないかを検証し見直す、という一連のPDCAサイクルを繰り返すフレームワーク(承認された手順)のことである。ちなみにPDCAとは「Plan (計画)→Do(運用)→Check (点検)→Action (見直し)」の略である。

 個人情報保護マネジメントシステム(PMS = Personal information protection Management Systems)も、事業者が自社の事業のために利用する個人情報の取扱いについてPDCAサイクルを実行するしくみである。

 事業者が構築するPMSは、個人情報の適切な取扱いのために各項目を意識して手順を定める必要がある。

 

(※ 平成27年11月時点で執筆しております。その後の法改正にご留意ください。)

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