個人情報保護の推進体制を構築する
個人情報保護システムを構築するにあたり、組織内に体制をつくって個人情報保護の推進を行う。なお、企業の事業内容や規模に応じて構築することになる。
「個人情報保護管理者」は、個人情報保護の最高責任者として、個人情報保護方針および個人情報管理規程の策定、運用、改善を実施する。通常は会社の取締役などが担うことになる。
「個人情報保護監査責任者」は、個人情報保護管理者から独立しており、個人情報管理の状況について監査の実施と報告を行い、個人情報保護システムの実効性をチェックする。
個人情報を保護する際、安全管理対策を組織的に機能させるために、従業者の役割と責任を明確にする必要がある。そこで、従業者が個人データの取扱いについて果たすべき役割と責任を、職務分掌規程や職務権限規程などの内部規程に定義して、安全管理対策を標準化することが重要である。
(※ 平成27年11月時点で執筆しております。その後の法改正にご留意ください。)
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