【労務ワンポイントコラム】 3ページ 「社員の生産性を落とす『ブラック上司』がいないか気をつけよう!」

社員さんの中で、悩みを抱えていたり、精神的に追い詰められていたり、会社を休みがちな方はいらっしゃいませんか?そんな社員がいる場合は、御社の幹部に社員の生産性を落とす「ブラック上司」が存在する可能性があります。

「ブラック上司」とは簡単にいうと、「部下をつぶす上司」を指します。具体的には、下部のような例が該当します。

こうした上司がいると、部下の生産性が確実に落ち、つぶれてしまいます。こうなっては、会社としても大きな損失。見逃すわけにはいきません。

こうした「ブラック上司」の中には、実はもともとの能力が優秀なケースが少なくありません。営業等のプレーヤーとして華々しい結果を残して管理職になったはいいものの、部下に自分のやり方や考え方を強引に押し付けて、うまくいかないなんていうケースもあるでしょう。

だから、場合によっては「あの優秀なA課長が『ブラック上司』だなんて」と、意外に思うこともあるかもしれません。ここで「A課長は優秀だから大丈夫」と放置してはいけません。

プレーヤーとしての資質や能力と、管理職としてのそれとは、まったく異なります。プレーヤーとして優秀でも、管理職として優秀になるとは限らないのです。

 「ブラック上司」が集まると「ブラック企業」に変化する

企業を形成するのは、一人ひとりの社員です。「ブラック上司」が集まると「ブラック企業」へと変ぼうしてしまいます。そうなる前に「ブラック上司」に対しては、何らかの手を打つ必要があるのです。

一度心を決めて入社した社員が辞めていくと、モチベーションの低下につながります。そして、社員が短期間で次々と入れ替わると採用・教育コストがかさみ、業務に支障をきたすのです。

そういう観点からも、「ブラック上司」は、どんなに優秀でも会社に損害を与えているという見方があります。経営者としては毅然とした態度で改善を促すことをおすすめします。

「当社は世間でいうところの『ブラック企業』なんかじやない!」こう胸を張る社長さんは、いま一度「ブラック上司」がいないか確かめてみましょう。

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