【経営トピックス】1ページ 「『道交法改正でレインコートが売れ行き好調』法改正によって生まれるチャンスを見つけよう」
6月1日に改正道路交通法が施行され、自転車での信号無視などの危険行為に対する取り締まりが厳しくなりました。その影響で現在はレインコートの売れ行きが好調だそうです。法改正がビジネスにどんなチャンスをもたらすのか、考える習慣をつけることが大事です。
道交法の改正で、傘を差して自転車に乗るのが危険行為に問われる可能性が浮上し、レインコートが大売れしています。このように法改正は、あらゆるビジネスに影響を与えます。特需を生み出す場合もあれば、ビジネスの縮小・撤退を強いられる場合もあるでしょう。こればかりは自助努力ではどうすることもできません。プラス・マイナスのどちらに転びそうでも、変化をチャンスと受け止め、次なる策を考えることが大切です。
また、法改正が自分のビジネスと一見関係がなさそうでも、実はチャンスにつながる可能性があります。
たとえば、2015年12月に労働安全衛生法が一部改正され、ストレスチェックが義務化されます。これによって各種「癒しビジネス(グッズ)」または「憂さ晴らしビジネス(グッズ)」が売れるかもしれません。
2016年1月からマイナンバー制度が導入されます。各人のマイナンバー流出を防ぐために、警備業への需要が高まる可能性も考えられるでしょう。「風が吹けば桶屋が儲かる」ではありませんが、考えに考え抜けば、何かしらチャンスかあるものです。法改正の情報を仕入れたら、どんなチャンスが起こりうるか、どう対応すべきかを考える習慣をつけておきましょう。
異常気象や天災などの外的変化にもビジネスチャンスがある
ビジネスチャンスは法改正だけではありません。猛暑や冷夏などの異常気象、台風や大雨などの天災も同様です。外的変化が起きたときこそ商機。何も手を打たない企業との差別化を図ることができます。一方、何も手を打たないと、チャンスを逃すだけでなく、変化のあおりを受けかねません。
法改正や異常気象などの外的変化は、注意深く観察していると意外と多く見つけられるものです。これからは何かニュースが飛び込んだときに「自社ならばどんなアクションが起こせるか」を常に考える習慣をつけると、リスクを回避できるだけでなく、思わぬ追い風に乗れる可能性があるでしょう。
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