【経営なんでもQ&A】 5ページ 「ハロウィンイベントを売上に つなげることはできませんか?」

ニュースを見ていると、今年のハロウィンイベントは昨年より盛り上がり、経済効果もあったと話題になっていました。しかし、私の会社にはハロウィンにつながる商品がありません。来年からはハロウィンをビジネスにつなげたいのですが、他の企業ではどのような取り組みを行っていますか?

今年の10月31日は、去年よりも多くの仮装姿を見る機会があったと思います。渋谷などの主要都市では、魔女やゾンビ、アニメのキャラクターなど、さまざまな衣装を身にまとった人であふれかえっていました。報道によると、ハロウィンの経済効果は1,100億円もあり、バレンタインデーの1,080億円よりも上回っています。日本では、クリスマスに次ぐ一大イベントに成長しているのです。

プレゼント交換をするクリスマスや、好意がある男性にチョコレートを渡すバレンタインデーなどのイベントとは違い、ハロウィンでは「これをやらなければならない」という明確な決まりがありません。アメリカでは秋の収穫祭と位置づけられ、子どもたちが仮装をし、近所の方からお菓子をもらうことが風習になっています。しかし、日本ではこのような風習は浸透しておりません。だからこそ、一見関係のないような業種でもハロウィンにこじつけて商売を行うことができるのです。

たとえば、大手家電量販店では「トリック・オア・トリート」と店員に言えば、お菓子がもらえるイベントを開催していました。このイベントにより、来店者数を増やすことができます。ハロウィンの風習につながるイベントを自社で企画してみるのも一つの手です。

また、普段会社で使われていない空いたスペースを、着替え施設として提供し、ビジネスにつなげている企業もありました。

 実際にイベントに参加することでビジネスチャンスを見つける

ハロウィンと結びつけてビジネスをすることは、考え方によってはいくらでも可能なのです。どうしても、自社の商品とハロウィンをつなげることができないのであれば、実際にイベントなどに参加してはどうでしょうか。外側から考えるだけでは気づけなかったビジネスチャンスが眠っているかもしれません。

ハロウィンなど、世間が注目するイベントの経済効果は莫大です。「うちには関係ない」と、イベントごとを無視するのはもったいないこと。イベントがあれば、会社の商品とこじつけることができないかを考えましょう。

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