【経営なんでもQ&A】 5ページ 購買意思決定モデル 「AISAS(アイサス)」つて 何ですか?
インターネットマーケティングを勉強をしていると、「AISAS」というマーケティング用語が出てきました。消費者行動モデルの1つらしいのですが、詳しく教えていただけませんか?
これまでは、「AIDMA(アイドマ)」という理論が広告界では有名でした。
これは消費者の購買行動を指しており、「At-tention(注目)」「Interest (関心)」「Desire(欲求)」「Memory (記憶)」「Action (購買)」の順で、人は購買決定をすると提唱されています。
しかし、ネットメディアが発達したことにより、新たな購買意思決定モデルが現れました。それが、「AISAS(アイサス)」です。
「Share」を意識したマーケティング活動が必須
「AISAS」では「Desire (欲求)」と「Memory (記憶)」の代わりに、「Search(検索・調査)」と「Share (共有)」が追加されました。
ネットメディアが普及したことにより、商品を検索する人が増加しました。たとえば、新しいテレビの購入を考えている人は、大手家電量販店のサイトや製造元のサイトを調べ、比較検討を行うと思います。
「Search(検索・調査)」を行い、気に入った商品が見つかれば「Action (購入)」をします。これまでは、ここで購買活動が終わっていたのですが、現代の消費者は違います。商品を利用した感想をネット上に「Share(共有)」するのです。この「Share(共有)」が消費活動に大きな影響力を与
えます。
Amazonや食ベログなどのサイトのレビューを参考にする人は多いと思います。このレビューこそが、消費者の「Share(共有)」です。レビューの評価が高ければ、安心して購入の意思決定を行えます。
これまでのマーケティングは企業側からの一方向コミュニケーションが多いものでした。しかし、インターネットの普及により、双方向のコミュニケーションが必要不可欠になっています。自社ホームページの運営だけでなく、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアにも力を入れ、消費者の意見をくみ取り、高い評価を「Share(共有)」してもらえるように目指しましょう。
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