【経営トピックス】 1ページ 三菱自動車燃費データ問題に学ぶ 「不正」「隠蔽」体質を生む3つの 「企業体質」

 三菱自動車工業の軽自動車での燃費データ不正問題が波紋を呼んでいます。同社はこれまで何度もリコール隠し等の不正行為があり、隠蔽体質が露呈されました。こうした不正や隠蔽は、企業にとって特別な話ではありません。不祥事を生むのは、企業内に根付く「体質」なのです。では、どんな企業体質が不正を引き起こすのでしょうか?

「焦り」「プレッシャー」「恐怖」「無関心」が不正を起こす

 不正や隠蔽を引き起こす企業体質は、大きく分けて3つ挙げられます。

1.非現実的な短期間で成果を求める

 三菱自動車の例でも、この点が指摘されています。価格競争と同時に燃費競争が激しい軽自動車業界は、早急に他社よりも良好な燃費データを打ち出すことを求められています。その焦りやプレッシャーがデータ不正に走らせたという見方もあります。

 これは他社・他業界でも同じこと。実現不可能な短期間での成果を強く求めてしまうと、社員を不正へと走らせてしまう危険性があるのです。

2.失敗を許さない減点主義

「失敗したら減給・降格・クビ」というように、失敗すると制裁を加える減点主義の会社の場合、社員は失敗をしないための「守り」を重視した仕事をするようになります。

 そして、ミスやクレームが出たら、制裁を受ける恐怖から、それを隠蔽するようになるのです。

「他部門がやったことだから他部門がなんとかするだろう」

3.部門間の「壁」が高い

 部門間の壁が高く、連携が悪いと、何か異変を感じたときに「他部門がやったことだから、他部門がなんとかするだろう」と関心を払わず、他人事ととらえてしまいます。

 こうなると不正は表面化しづらくなります。実際に表面化したときは部門間の情報共有が遅れ、顧客対応へのスピードが遅くなってしまうのです。これで会社に対するイメージが一気に悪化してしまいます。

 上記の3つの特徴は、特別な会社だけが持つ要素ではありません。どんな会社でも該当するのです。企業活動と不正は背中合わせ。まずは体質改善から着手して、不正が起きない組織をつくるように努めましょう。

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