【データで見る経営】 4ページ 利用が広がる クラウドコンピューティング
メールやファイル管理などのクラウトコンピューティングサービスが有名ですが、それ以外にもさまざまなサービスが台頭してきています。中小企業庁が発表した中小企業白書によると、5年前に比べて利用率は大きく伸びています。みなさんの会社では、クラウトを利用されていますか?
クラウドの利用率は5年で4倍に大企業は約半数が利用
中小企業庁が発表した、2016年版の中小企業白書によると、中小企業においてクラウドコンピューティングを利用する企業が増えていることがわかりました。クラウドコンピューティングとは、インターネットを利用した情報処理サービス。パソコンにインストールしないので、インターネット環境があれば、場所やブラウザを選ばずに使うことができるものです。メールやファイル管理、クラウド会計などがあります。
中小企業の利用状況として、2009年には6.8%だったのが、4年後の2013年には27.3%と4倍以上の伸びを見せています。ちなみに、大企業では中小企業よりもクラウドコンピューティングを早く取り入れており、2009年で14.0%、2013年では47.7%と半数近くが利用しています。また、クラウドコンピューティングのメリットとして、導入までの期間の短さや、初期コストの安さ、専門知識の不要などが、挙げられています。
クラウドによる効果は社内の情報活用の活性化が一番
クラウドの利用において得られる効果として、もっとも割合が高かったのが「社内の情報活性化」で42.8%。「リスク対応・セキュリティ対策」27.8%、「業務プロセス合理化・意思決定の迅速化」25.2%の順でした。バックオフィス業務での利用が多く見られますが、営業・販売力の向上や売上拡大など、さまざまな目的で利用されています。
技術的にも容易で、低コストで始められるクラウドコンピューティングは、中小企業においても広く使われるようになってきています。サービスも多様化し、活用方法の幅も広がっています。まだ利用したことのない人は、新たなビジネスの可能性を見つけられるかもしれません。
- 【経営トピックス】 1ページ 「舛添都知事問題」にみる 経費の公私混同がいけない4つの理由
- 【税務・会計ラウンジ】 2ページ 従業員に食事を支給する際の留意点
- 【労務ワンポイントコラム】 3ページ セクハラは「男性→女性」、パワハラは「上司→部下」という先入観は捨てよう!
- 【データで見る経営】 4ページ 利用が広がる クラウドコンピューティング
- 【経営なんでもQ&A】 5ページ クラウドファンディングつて 何ですか?
- 【経営トラブル110番】 6ページ リース物件として納品されたソフトに 欠陥があり開発会社に損害賠償したら 「契約関係がない」と突っぱねられた!
- 【ブックレビュー】 7ページ 「新しい文章力の教室 苦手を得意に変える ナタリー式トレーニング」
- 【経営者のための健康小心】 7ページ 脱水症状にならないための 正しい水分補給方法
新着情報・セミナー情報
-
セミナー情報
-
お知らせ
-
お知らせ
-
お知らせ
-
セミナー情報