【データで見る経営】 2ページ 4割近くの就活生が「職場の雰囲気」を重視 待遇や将来性よりも “人”を見られている?
2017年6月6日に東京商工会議所が「中堅・中小企業の新入社員意識調査」を発表しました。
この調査は、東京商工会議所による「新入社員ビジネス基礎講座」に参加した1,042名の就活生を対象としています。この調査の中の質問のひとつ「入社した会社を選んだ理由は何ですか」の回答を見ていきましょう。
職場の雰囲気で他企業と差をつける
最も多かった回答は「仕事の内容が面白そう」の44.2%でした。3番目に多かった「自分の能力・個性が活かせる」(37.0%)と合わせて見てみると、就活生は「自身が楽しんで仕事ができるか」を大切にしていることがわかります。しかし同業種であれば、「仕事のやりがい」で差別化を図りにくいところ。そこで注目したいのが2番目に多かった回答の「職場の雰囲気が良かった」(39.3%)です。「将来性・発展性がある」の21.6%と比べると17.7ポイント、「待遇(給与・福利厚生等)が良い」の21.3%と比べると18.0ポイントの差があります。待遇や将来性よりも、職場の雰囲気を大切にする傾向が強いことがわかります。
就活生は社員の対応を見ている
では、就活生に職場の雰囲気を伝えるにはどのようにすればいいのでしょうか? 一番大切なのは就活生に対面する社員に丁寧な対応を徹底させることです。29.6%の就活生が「採用担当者・社員に好感が持てた」と回答したように、就活生と接する職員の対応は大きく作用するでしょう。また面接の際に、オフィスを直接見てもらうなど、多くの社員と触れ合う機会をつくることも効果的です。
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