【経営なんでもQ&A】 7ページ 募集をしても人が集まらない!優秀な人材に届く求人のコツとは?

Q 求人募集をしても、優秀な人材がなかなか見つかりません。応募者の数自体、少なくなってきているように感じます。働きやすい環境を整える努力はもちろんしていますが、多くの人に応募してもらい、優秀な人材を採用するにはどうすればよいでしょうか。

A 採用活動におけるポイントは、『自社が求める人材像』を明確にすること、求職者が求める情報を手厚く発信すること、自社の強みを打ち出すことなどがあげられます。採用難は多くの業界で長期的な課題となることが予想されますので、目的意識を明確にして採用を見直す必要があります。

求める人材像を深掘りし、ミスマッチを防ぐ

 よい人材が欲しいなら、まずは『自社が求める人材像』についてできるだけ明確にしておくことです。漠然と『優秀な人材』を求めるだけでは、なかなかよい人材に出会えませんし、そもそも一般的に優秀とされる能力でも、自社に必要とは限りません。
 『自社が求める人材像』を考える際は、実際に現場で働く社員が求める人材像について、ヒアリングしておくこともポイントです。なぜなら、経営者が求める人材像が、現場と食い違っている場合が少なくないからです。こうしたミスマッチが発生すると、採用時だけでなく、その後の離職率にも影響してしまいます。 

 また、求人募集をする際は、勤務時間や給与、福利厚生という条件面だけでなく、社風や現場の雰囲気、オフィスの風景など、求職者が求めていると思われる情報をできるだけ多く開示することも大切です。そうすることで必要な人に情報が届くようになり、マッチングが期待できます。
「実際に来てもらえれば会社のよさがわかる」と考えている経営者や採用担当者も多く見られますが、それでは不十分です。まずは『来てもらう』ための戦略を練らなければ始まりません。また、そのためには
自社の強みをしっかりと打ち出していくこともポイントとなります。 

応募者にアピールするには強みの把握が必須!

 「自社には強みがない」と考えている会社は意外と多いものです。しかし、強みを打ち出せない会社に
応募者は魅力を感じません。たとえば、顧客や従業員に尋ねてみると、思わぬ会社の魅力や強みに気づ
けるかもしれません。競合他社の強みや弱みを考え、それと比較することで自社の強みが見えてくること
もあります。できる限り具体的に洗い出し、求職者にアピールしましょう。こうした作業は採用に限らず、経営面にも活きてくるはずです。
 最後に、求人広告を出す際は、より多くの応募者が見込める媒体を選んで出稿しましょう。また、自社で求人サイトを作成してアピールしてもよいでしょう。求人情報は、多くの人の目に留まってこそ意味のあるものとなります。 

 採用難が叫ばれている昨今、求人面でも他社との差別化、戦略的な情報発信が欠かせません。

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