【増客・増収のヒント】 6ページ  USJから学ぶ顧客データの分析力 “伸びていない数値”が ビジネスにつながる

雑誌で特集が組まれるほど、「データ分析」が現在注目されています。データを活かし、事業拡大をしている代表的な企業のひとつがユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下、USJ)です。東京ディズニーリゾートが2年連続で年間入場者数を減らしている中、USJは3年連続で過去最高の年間入場者数を記録しています。勢いづくUSJが実践しているデータ分析とは?

システムの発達でデータ集約が簡単に

「(USJのような)大企業じゃないと、顧客データを集めるのは難しい」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、近年はシステムの発達により、中小企業でも顧客データの集約が容易な時代になりました。
 たとえば、ユビレジやエアレジといったクラウド型POSレジの登場。スマホやタブレットなどの端末があれば、置き型レジを買わなくても顧客データの収集・管理ができるようになりました。
 またBtoB企業向けにも、セールスフォースといった顧客管理のソフトが開発され、営業担当者が情報を入力すれば分析データが出力されるようになっています。システムの導入費用が捻出できない企業でも、エクセルを活用すれば、アンケートなどで集めたデータの集約・分析はそれほど難しくはありません。

伸びている数値はそれ以上伸ばしにくい

 顧客データは集約するだけではいけません。売上につなげなければ、宝の持ち腐れです。顧客データを見るときに最初に目が行きがちなのは、伸びている数値です。ところがUSJでは、伸びている数値ではなく、伸びていない数値に着目して、入場者数の増加を実現しました。USJが入場者数を月別に出力したところ、10月の入場者数が少なかったことがわかりました。これをきっかけにUSJではハロウィンイベントを充実させたのです。このイベントにより、10月の来場者数が単月入場者数の過去最高(2011年)を記録したとのことです。今でもハロウィンイベントは、USJを支える大きな催事になっています。
 では、数値が伸びている事業に注力することはいけないのでしょうか? 結論から言えば、時間と労力に余裕があるなら、注力してもいいでしょう。伸びている数値に注力するのは、90点取っているテストを100点にするようなものです。20点しか取れていないテストを40点にする方が、時間や労力がかからないですよね。伸びていない数値の方が伸びしろがあるわけです。効率的に売上を伸ばしたいのであれば、伸びていない数値を改善していくことも一手です。

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