採用面接のポイント
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採用面接の準備は入念に
採用面接では慎重に選別するため、複数の面接官で行ないましょう。1次、2次面接等に分け、質問内容、面接官の構成を変えて、さまざまな角度から審査します。
そして、面接を行なう前に、できる限り客観的な評価になるよう、一定の質問事項を決めておき、それに対する評価基準などをメモで事前に用意しておきます。
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法律上雇用できるか
外国人は入国の際に与えられた在留資格の範囲内で、かつ、定められた在留期問に限って就労が認められます。したがって、仕事の内容が在留資格の範囲内か、在留期限を過ぎていないかをパスポート・在留カード等を面接時に持参してもらい、必ず現物で確かめましょう。また、氏名や生年月日、写真等の基本的な記載事項もチェックして、本人と相違ないことを確認しておきましょう。
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仕事ができるか
次に、能力上、仕事ができるかどうかを見極める必要があります。能力とは、大きく分けて職業能力と日本語能力があります。
職業能力とは会社の業務を遂行する能力であり、日本人と同じように審査します。
外国人特有で問題となる能力は、日本語能力です。日本での滞在期間が長くなると、日本語の日常会話はある程度できるようになりますが、読み書きができるかどうかは別物です。会話はできるけど、読み書きがまったくできない外国人は少なくありません。
会社の業務マニュアル等の社内文書の読解、報告書の作成など、読み書きが必要となる場面は多くあります。業務に支障が出ないよう、採用面接で会話能力とともに読み書きの能力もチェックしましょう。
具体的には、履歴書の資格(日本語能力試験など)のみで判断せず、面接の場で、簡単な筆記試験を行なうことをお勧めします。「どんな交通手段で来ましたか」「朝食は何を食べましたか」などの簡単な筆記試験で日本語能力を審査するとよいでしょう。
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