業務マニュアルを作る
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業務内容を早く理解できるように準備する
会社は、雇用後、外国人労働者が早く職場に溶け込めるように環境を整えることが重要です。まず、何よりも優先すべきことは、外国人労働者に自分が担当する業務を正確に理解してもらうことです。
新入社員が入社後、仕事を覚えて、ある程度処理できるようになるまで一定の時間がかかります。特に、外国人労働者は、言語・習慣の違いなどコミュニケーションの問題がありますので、より一層時間がかかります。
そこで、入社後の業務を少しでも円滑にできるように、外国人労働者向けの業務マニュアルを会社で準備しておくとよいでしょう。
例えば、頻繁に使用する重要文書を、母国語に翻訳したり、ひと目で分かるイラスト版を作業場に掲示したりすることで、日本語能力が十分でない外国人労働者にも理解しやすくなります。
また、外国人労橢者向けに、日本語学習の定期的な勉強会を社内で開催して、日本語能力向上のサポートをしましょう。業務で頻繁に使用するものに絞って反復して練習すると効果的です。
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外国人労働者向けの業務マニュアルを用意する
外国人労働者が仕事を早く覚えられるように、担当する業務ごとにそれぞれ業務マニュアルを作成しておく必要があります。
例えば、具体的な仕事の進め方の他、職場での注意事項、部署の組織図、職務分担表、勤務予定表等です。
これらの業務マニュアルは、外国人労働者の母国語を併記しましょう。また、文字だけではなく、実際の作業工程の写真やイラストなどを入れて、視覚に訴えることも大切です。
もっとも、これらのマニュアルを書類で配布するだけでは外国人労働者が読まない可能性もあります。
そこで、特に重要な事項は、職場に掲示して常に目に触れるようにしましょう。例えば、朝礼時に従業員全員で読み上げるなど、強制的に確認する習慣にしてもよいでしょう。
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