外国人労働者の国・地域別の特徴を知る
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国・地域別の特徴を学ぶ意味
外国人雇用は、本来、個々の労働者と1対1で向き合い、最も適した指導方針を考え、きめ細かな配慮を行なうことが効果的ですが、そこまでの時間と手間をかけられない場合もあります。
そこで、外国人労働者の出身国・地域ごとの特徴を頭に入れておくと役に立つでしょう。
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仕事に対する考え方
仕事に対する考え方は、生活における仕事の優先順位の違いという形で特徴が現われます。
例えば、日本は仕事を最優先させようとするのに対して、中国は家族、インドは宗教を仕事よりも優先する傾向があるといわれています。
また、働き方についても、国・地域によって異なります。例えば、日本では、同じ職場で長く働き組織に貢献することが重視されるのに対して、中国はキャリアを積み重ねて独立起業すること、インドは専門性を高めて技術を身につけることが重視されるといわれています。
このような特徴を念頭に入れて、外国人労働者のワークライフバランス、仕事のモチベーション維持の方法を考える必要があります。
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対人関係に対する考え方
対人関係に対する考え方も、国別の概要を理解しておくと、円滑なコミュニケーションに役立つでしょう。
例えば、中国人は面子を重んじる独自の文化があります。したがって、中国人社員を、他の社員の前で叱りつけてはいけません。ミスの指摘は、別室で行なうなどの配慮が必要です。
また、インド人は、多様な民族の環境で育っており、自己主張が強く、自分に対する評価、他人との取扱いの公平さには敏感であるといわれています。
したがって、人事評価の仕組みが合理的でなければならないのはもちろんのこと、その仕組みを採用している理由まで本人に説明しておくとよいでしょう。
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