インド人労働者の特徴と指導のコツ
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英語ができて技術職に強い
インド人社員は、IT技術などに代表されるように、専門性を高めて技術を身につけることを重視するといわれています。職人的に極めていくという、スペシャリスト型です。
実際、インド人は、理数系の強さを活かして技術職に就く者が多いです。また、英語が堪能ですし、欧米の情報に触れていますので、欧米文化に対する抵抗感は比較的少ないです。
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技術を高められる職場環境
インド人社員は、プロ志向で専門性を高めることを重視しますので、それに見合う職場環境を整備することが大切です。
職場内での教育・訓練システム等のカリキュラムを整備し、会社に居たらどのような技術を身につけられるかがわかるようにしましょう。
また、技術を高めることで給与、ポジション等の待遇にどのように反映されるかを明確にしましょう。
一般的に、インド人社員は、広大な国土と多様な民族の環境で育っており、自己主張が強く、自分に対する評価、他人との取扱いの公平さには敏感であるといわれています。
よって、公平性、客観性のある評価制度は重要ですし、インド人社員の主張に対して常に合理的ではっきりとした説明等の対応が、会社としてできるように準備しておきましょう。
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宗教上の配慮
また、インド人は、国民の多くがヒンズー教徒であり、イスラム教徒もいます。
宗教上の理由で食べられないものがあったり、お祈り等の時間が必要であったりしますので、寄宿舎の食事内容に気をつける、人数が多い場合にはお祈りの部屋を用意するなど、宗教上の配慮が必要になります。
宗教の考え方、生活習慣について、日本人にとってなじみが薄いものもあるため、事前に学習し、日本人社員に周知しておくとよいでしょう。
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