外国人雇用のメリット・デメリットは?

メリットとデメリットがあることを理解しておく

 外国人雇用の目的は企業によってさまざまですが、メリット・デメリットを理解しておくことにより、自社の経営理念に適った目的を設定することができます。また、社内体制を築く際の参考になります。

メリット

 日本企業にとってのメリットは、製造業等、現場の人材が不足している業種において、外国人労働者により労働力を補完できる点が挙げられます。%e7%b8%ae%e5%b0%8f_dsc4303
 また、近年、国内市場の成熟に伴い、中国、インド、ASEANといった新興国市場をはじめとした海外市場に進出する日本企業が増えている中、国際化に対応し競争力を維持するため、各々の国の文化に精通し、高い語学力を有する外国人を採用するメリットもあります。
 具体的には、外国人労働者を海外市場の担当窓口にすることにより、現地の信用を得ることができ、コミュニケーションが円滑になる、外国人労働者からその国の文化・慣習の情報を取得できる、外国人労働者のネットワークを活用できるなどです。
 さらに、高度な技術・技能を持つ外国人を雇用することにより、優秀な人材を社内に確保できる、異文化の人材を導入することで日本人にはない発想を期待でき、企業活動の活性化につながる点等が挙げられます。
 他方、日本社会にとってのメリットとして、少子高齢化に伴い、労働力人口の減少が予測される中、外国人労働者を新たな労働力として期待できる、外国人労働者を受け入れることで、国際交流が推進し、国際的な経済活動の基盤となることなどがあります。

デメリット

040366 日本企業にとってのデメリットは、外国人雇用は、日本人労働者と異なる特別の手続き、配慮が必要とされ、外国人労働者を受け入れる社内体制を導入し、整備するまで、時間と手間がかかる点等が挙げられます。
 また、地域社会における文化・習慣の違いに基づく摩擦の発生、不法就労、犯罪の増加等にも留意しなければなりません。

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