弁護士採用のペルソナちゃん登場!
この時期、弁護士事務所は、採用活動が本格化します。
今年の9月に、司法試験に合格した人たちの採用です。
東京、大阪、兵庫の弁護士会が開催する合同就職説明会に、参加して来ました。
いずれの会場も、100人~300人くらいの司法試験合格者が参加。
それに対して、採用を希望する法律事務所は、10社~20社程度。 激戦です。
朝10時から夕方5時まで、合格者たちは、自分が興味のある法律事務所のブースを順番に訪問していきます。
私どもは、説明資料を作成し、会社の理念、入社後のキャリアステップ、教育研修システムなどを一生懸命、話してきました。夕方の最後のほうは、声が枯れていました。
今年の採用活動は、方針を変更して、上手くいった点があります。
それは、社内で、採用したい人物像を、作り上げたことです。
実際、自社で活躍している社員を参考にしながら、
年齢、家族構成、職歴・学歴、得意なこと、趣味・特技、将来の夢など
できる限り、具体的に。
いわゆる「ペルソナ」というものです。
マーケテイング活動で、集客効果を上げるため、理想の顧客像(ペルソナ)を作ることがあります。
同じように、採用活動で理想の社員像を作ってみました。
実際、ペルソナは、自社の活躍している社員と重なってきます。
そして、そのペルソナに向けて、二人っきりで直接話しかけるイメージをし、その人にアピールできるよう、求人票のメッセージを作成しました。
特定の人をイメージすることで、メッセージを作り易くなります。
その結果、昨年より、履歴書の応募数自体は、大幅に減りました。
しかし、届いた履歴書を見ますと、当社の価値観、働き方に共感していただける方の応募が増えていました。
大勢に向けた特徴のないメッセージより、
特定の人を想定した濃いメッセージのほうが、心に響く。
そう、実感しました。
今後、採用場面で、このペルソナちゃんを活用していきます。
(2015.11.17 文責:中西)
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